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蘭陵亭
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絵を描く
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テラ、桂つかさ、蘭陵亭。
妖怪、漫画、絵画が好きな3人組です。
通称『下駄三兄弟』。

妖怪で同人活動を行っています。
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卒論のこと

お久し振りです!
最近はバイト行って、論文読んで、漫画描いて・・・の日々。そんなこんなで来週は中間発表!!
そこで鱈本先輩に再三言われていた「卒論の進捗状況を報告する日記」を好い加減始めようと思います。そろそろ怒られないうちに!

以下長ったらしい卒論についての講釈↓


私蘭陵亭は大学で文学部の中国史学に所属しています。
卒論の課題はというと、中国古代、それも、殷周時代です。
この時代、そう、文献が・・・・・・ないんですorz。

昨年は三星堆文明と山海経のことをやろうとしていたから、それよりはまだ先行研究があるんですけどね・・・。
(三星堆文明:雲南省成都付近の長江中流域文明。塗り仏の宴でおなじみ縦目仮面が有名。文字資料はない)
一次史料は、史記や春秋戦国の書物。これ歴史資料か?って範囲も見なければならないかも。甲骨文字資料を抜くと、少ない資料で重箱の隅をつつかなければならないようです。何故こんな時代を選んだのか。まあ好きなものは好きなんだからしょうがない。
殷周時代でも私がやろうとしているのは、殷の祭祀関係というか殷周革命、殷王朝が後世においてどのような評価を受けていくか、という処。御存知殷の紂王は天下の悪王として有名な訳ですが、そういった評価は、後世のどのような思潮が背景になるのか、とか論じられたら良いな。

注目したいのは田村和親氏の「殷の紂王の酒池肉林説話の生成」。
史記殷本紀における紂王の残虐な振る舞いを挙げ、その背景となった周(つまり征服王朝)の思想や殷代の儀礼祭祀を一つ一つ検証sいています。要は紂王ってそんな悪いヤツじゃないんじゃない?という論文。抑抑被征服王朝の最期の王は悪王と見なされるのが中国史の常ですが、そのテンプレを作ったのが征服王朝周の天命思想であり、その思想が代々受け継がれ、夏王桀にもその思想が演繹されたと論じられています。曰く、「酒池肉林」は酒を浪波と使う殷王朝の祭祀内容であり、供物を神に捧げる風景だとし、男女が相追う狂態も、殷代の歌垣習俗の表現だったのではないか、と。

似たような論は桐本東太氏も民俗的な観点から論じられています。
はじめは私も殷王朝の祭祀や神々について調べようとおもったのですが、段々殷王朝の内容よりも、周やそれ以降の思想によって殷の紂王像が形成されたという見方に関心が出てきて、こちらに流れてきました。矢っ張り中国の神々とか無理!!

中国って神話の完成されていない国なんですよね。国家形成に宗教を必要としなかった。各民族の神話を統合する前に、理想の国家像を国家の指針として取り込んできたから。もっとも、多様な民族の混在する土地では宗教よりも思想で統一した方がやりやすかったのかも知れませんが。
昨年はその中で神話と歴史の接点を探ろうとしたのですが(山海経なんかにも歴史的記述を読み解くことも可能だったりするのです)、中国って歴史も神話もおしなべて歴史的に記述する民族なものだから、史実としての立証が難しくなってきて諦めてしまいました。
今年はまだ、歴史として扱える範囲にしぼったので、何とか書ききってみせます!取り敢えず卒業が大事!
ひとまず来週の中間発表に向けて、論文の骨子だけでも整えなければ・・・。

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Comments

儒教のこと。

Posted by 鱈  2009/10/11(Sun) 00:43:36 EDIT

資料見ずに適当に記憶で書くんでそのつもりでなー。

殷周易姓革命は儒学者にとって致命的な問題を二つも含んでいる。

一つには湯武放伐を認めるかどうか。もう一つは暗君にも忠義を尽くすべきかという問題だ。

本来、理想的な政権交代は禅譲であるわけだが、実際には次善の方法として、武力による易姓革命…それも実際には簒奪が行われる訳だ。

だから、当然、前王朝の最後の皇帝は悪く言われる訳だが、それを差し置いても武力による易姓革命にしたところで、主君に対する反逆には違いない。

反乱を正当化するような理論は、忠義と矛盾する。伯夷・叔斉のように、あくまでも主君に対して反乱を起こすのは間違っているという立場もある。

紂王が暗君であれば武力による反乱は認められるのか。暗君であっても忠義を尽くすべきか。儒教の根幹に関わる問題だと言える。

ちなみに、忠臣を際立たせる為に、暗君が必要になるという思想もある。あえて、暗愚な君主に殉じてこそ真の忠臣という訳だ。英邁な君主に仕えたって、そりゃ普通だもの。

こんな感じで、あそこらへんの話は儒教にとって根源に関わる命題だもんで、昔から論争が絶えない。ま、頑張ってちょーよ。

れす

Posted by 蘭陵亭  2009/10/10(Sat) 00:02:11 EDIT

儒学者の問題は未詳ですね。儒学者も位置付けに悩んできたということですか。

矢っ張り歴史学だと扱う部分に限りがあるので・・・。
内容としてはまさに封神演義ですね!文王武王の説話とか。
妖怪関係でいくと山海経とかやりたかったんですが・・・。如何せん難しいです。神獣とかも出ていますかね。殷で神獣といえば饕餮文もあります。特に神々を象った青銅器を研究している学者もいらっしゃいます。

無題

Posted by 鱈  2009/10/07(Wed) 07:51:58 EDIT

お、始めたね。

テーマ変えたのか。今度はまた、儒学者を永年悩ませてきた問題に取り組もうとは…。

堅い話はまた別途するとして。

妖怪好きの皆様には言わずもがなでしょうが、妖怪関係でいくと…。

まず、ダッキが九尾の狐ですよね。

そもそも、封神演技の話ですよね?私は漫画は読んでないけど、原作は一応読んでいたり…。

易姓革命の理論で言うと、瑞祥、奇獣も関係しますね?麒麟鳳凰龍緑毛亀など。

まだありそうだなぁ。論文で触れるかどうかはともかく。

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